伏見桃山陵から醍醐寺へウオーキング

今回は伏見桃山から明治天皇伏見桃山陵を経て、醍醐寺までのウオーキングをお伝えしたい。明治天皇陵へは御香宮神社の前をとおり、JR奈良線の線路を超えて伏見桃山城方面へ緩やかに登っていくと、左手に桃山陵地案内図が見えてくる。

全体像はこんな感じで、陵まで続く杉並木の砂利道を進んでいくと途中、桃山城石垣と思われる石跡を過ぎ左手に明治天皇伏見桃山陵がその姿を見せてくる。但し、実は伏見桃山から歩いてくると案内図でお分かりの通り、領地の左手側から来ることになるため、先に御陵をお参りした後に陵の最南端の高所から230段の急階段とその先には向島と宇治方面の街並みや遠くの山並みも望めます。この地は桃山城の跡地ですから、遠く思いをはせれば巨椋池も目の前に浮かんでくるのでは。もしかしたら同じ景色を豊臣秀吉も眺めていたかもしれません。

実は石段の下に駐車場もありますので、目的地を御陵だけにするのであれば、この急な石段を登りきり、雄大な景色を眺めそして明治天皇御陵をお参りすると、如何に高いところに造営されたのかが、実感できるでしょう。

それでは、この後は醍醐寺へと足を延ばしてみよう。六地蔵訪問を抜けて約5kmの道のりです。桃山御陵の駐車場からJR奈良線の高架をくぐり、しばらく線路沿いに進んでから新小栗栖街道を北に進む。地下鉄東西線醍醐駅付近まで来たら東に向かいそのまま道なりに進めば、醍醐寺へたどり着く。こちらは距離はあるが平坦な道のりなので、景色を楽しむと言うよりはウオーキングを楽しみたい。

桜のシーズンも過ぎ、ゴールデンウイークも明けた週末は流石に人でもそれほどではなく、三宝院庭園や金堂、五重塔など荘厳な眺めをゆっくり楽しむことができる。春の桜、秋の紅葉もきっと素晴らしい光景だろうが、こんな醍醐寺をゆっくり楽しめるのも近くに住むことのご利益だろう。

残念ながら今回は体力的にも少しきつかったので、上醍醐へは足を延ばさず帰りは京阪バスと電車を乗り継いで帰る道を選択し帰路についた。京阪宇治線も初体験で宇治川沿いを走る総延長7.6kmの線路で途中眺めは良いのだが、やはり駅前は何もなくかなり寂しい雰囲気。今回はこのあたりでウォーキングレポートのおわりとしよう。

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